ソニーが発売しているXperiaは、毎年多くの機種がラインナップされています。さまざまな機種があるため、どれを選べばよいのかと、お悩みの方もいることでしょう。
この記事では、2021年1月〜10月までに発売された、Xperiaシリーズの5機種を比較しています。各機種のスペックやメリット・デメリットを詳しく解説しますので、機種選びの参考にしてください。
Xperia Proのスペックやメリット・デメリット
Xperia Proは、2021年2月に登場したハイエンドスマートフォンです。スペックも高く、ハイエンドにふさわしい性能となっています。
・本体サイズ(幅・高さ・厚み):75mm・171mm・10.4mm
・重量:225g
・メモリ:12GB
・ストレージ:512GB
・ディスプレイ:6.5インチ・有機EL シネマワイドディスプレイ
・バッテリー容量:4,000mAh
・カメラ(メイン):約1,220万画素
・カメラ(イン):約800万画素
・その他:5G対応、HDMIマイクロ端子(タイプD)搭載
・販売価格:249,800円
Xperia Proはプロ仕様のスマホで、高性能なカメラを搭載しており、動画など映像撮影に適しています。メモリも12Gと多いですが、普段使用では持て余してしまうでしょう。
一方、ディスプレイが6.5インチと大型で、有機ELを採用しています。5Gにも対応しているため、映画などの映像作品を楽しむ端末としても適した性能を有しています。
Xperia Proのメリット
Xperia Proは、おもに以下の3つのメリットがあります。
・アプリが快適に動く高性能スペック
・カメラと接続すれば外部モニターとして使える
・HDMI経由でライブストリーミング配信が可能
メモリが12GBあるため、アプリが快適に動作します。HDMI端子も備えており、ケーブルを接続すれば、外部モニターとして使用できます。高画質でのライブストリーミング配信も可能なため、クリエイターや映像制作・配信に携わっている方には最適な機種でしょう。
Xperia Proのデメリット
一方、Xperia Proならではのデメリットもあります。
・販売価格が高い(約25万円)
・普段使用では持て余す可能性がある
・重量がある(225g)
まず販売価格が25万円と高く、簡単に手が出せる価格帯ではありません。後述のXperia1 Ⅲと比べても、約10万円も高くなっています。
高性能である反面、普段遣いでは持て余す可能性もあります。ストレージはまだしも、メモリが12GBも必要なアプリは多くありません。本体重量が200gを超えているため、片手で使用するには少々厳しい点もデメリットでしょう。
Xperia10 Ⅲ/Ⅲ Liteのスペックやメリット・デメリット
Xperia10 Ⅲは2021年6月に、Ⅲ Liteは同8月に発売されました。スペックは以下のとおりですが、一部を除いて同じです。
・本体サイズ(幅・高さ・厚み):68mm×154mm×8.3mm
・重量:169g
・メモリ:6GB
・ストレージ:128GB(Xperia10 Ⅲ Liteは64GB)
・ディスプレイ:6.0インチ・有機EL トリルミナスディスプレイ
・バッテリー容量:4,500mAh
・カメラ(メイン):約800万画素(望遠・超広角)/約1,200万画素(広角)
・カメラ(イン):約800万画素
・その他:5G対応、おサイフケータイ対応、FMラジオ搭載(Xperia10 Ⅲのみ)
・販売価格:51,480円(Xperia10 Ⅲ)/40,469円(Xperia10 Ⅲ Lite)
スペックは、Xperia10 Ⅲ/Ⅲ Liteともにミドルレンジのスマホで、後述のXperia 1 ⅢとXperia Aceのほぼ中間に位置します。販売価格も含め、バランスの取れたモデルとなっています
Xperia10 Ⅲ/Ⅲ Liteのメリット
Xperia10 Ⅲ/Ⅲ Liteのメリットは3つが挙げられます。
・4,500mAhのバッテリー容量
・本体サイズが小さく重量が比較的軽い
・5Gに対応している
Xperia10 Ⅲ/Ⅲ Liteはバッテリー容量が多く、一回の充電で長時間使用できるのが強みです。また、本体サイズがコンパクトで軽いため、片手で使いやすい点もメリットでしょう。Xperia Proほどの負担はありません。
5Gにも対応しています。対応エリア内のみに限られますが、高速通信を利用したい方の場合、Xperia10 Ⅲ/Ⅲ Liteが候補に入るでしょう。
Xperia10 Ⅲ/Ⅲ Liteのデメリット
Xperia10 Ⅲ/Ⅲ Liteは、特筆できる強みを持たないことが最大の欠点です。ミドルレンジクラスのスマホとしては、ごく一般的なスペックで、価格も特別安いわけではありません。
ディスプレイは6.0インチで、人によってはちょうどよいサイズとなります。しかし、現在は6インチ超えの機種も多いため、大画面を求める方は物足りなさを感じるでしょう。
ただ、Xperia10 Ⅲ/Ⅲ Liteは、全ての面でバランスが取れているため、Xperiaを初めて購入する方には好ましいモデルといえます。
Xperia1 Ⅲのスペックやメリット・デメリット
Xperia1 Ⅲは、2021年7月にリリースされたハイエンドモデルです。
・本体サイズ(幅・高さ・厚み):71mm×165mm×8.2mm
・重量:188g
・メモリ:12GB
・ストレージ:256GB
・ディスプレイ:6.5インチ・有機EL シネマワイドディスプレイ
・バッテリー容量:4,500mAh
・カメラ(メイン):約1,220万画素
・カメラ(イン):約800万画素
・その他:5G対応、おサイフケータイ対応
・販売価格:154,440円
Xperia Proと同じく、高水準のスペックで似通っている部分が多いものの、Xperia1 Ⅲは個人向けのモデルとなっています。クリエイターなどのプロユースでなければ、こちらが候補に入るでしょう。
Xperia1 Ⅲのメリット
Xperia1 Ⅲには次のメリットがあります。
・重いゲームも軽快に動作する高スペック
・4K対応の精細な有機ELディスプレイ
・世界初の可変式望遠レンズ搭載
高性能が求められるゲームも軽快に動くスペックを持ち、高精細ディスプレイで楽しめるのが強みです。4Kにも対応しているため、映画などの動画をきれいな画質で楽しみたい方には最適なモデルでしょう。
また、スマホとしては世界で初めて可変式望遠レンズを搭載しました。光学ズームの2.9倍と4.4倍を瞬時に切り替え、被写体をきれいに写します。カメラ性能にこだわる方も、Xperia1 Ⅲは候補に入るでしょう。
Xperia1 Ⅲのデメリット
しかし、Xperia1 Ⅲにもデメリットがあります。
・価格が高い(15.4万円〜)
・バッテリーの持ちが悪い
Xperia1 Ⅲは、他のXperiaを上回るスペックを持つハイエンドモデルです。しかし、15万円超えの価格を許容できるかどうかで評価が分かれるでしょう。もし価格に見合わないと感じた場合、Xperia10 Ⅲや後述のXperia AceⅡが選択肢になります。
また、バッテリーの持ちも悪いため、ゲームを何時間も楽しみたい方など、ヘビーユーザーは不満を感じてしまう可能性もあります。
Xperia Ace Ⅱのスペックやメリット・デメリット
Xperia Ace IIは、2021年5月に発売されたスマホです。スペックは以下のとおり控えめで、エントリーモデルに位置付けられています。
・本体サイズ(幅・高さ・厚み):69mm×140mm×8.9mm
・重量:159g
・メモリ:4GB
・ストレージ:64GB
・ディスプレイ:5.5インチ・HD+ディスプレイ
・バッテリー容量:4,500mAh
・カメラ(メイン):約1,300万画素
・カメラ(イン):約800万画素
・その他:おサイフケータイ対応
・販売価格:22,000円
これまでにご紹介した4機種と比べ、価格がもっとも安い2万円台です。一方でメモリやストレージ、ディスプレイなどの性能も控えめになっています。
Xperia Ace Ⅱのメリット
Xperia Ace IIのメリットは次の2点が挙げられます。
・価格が安い
・軽量でコンパクト
特に価格の安さは大きなメリットでしょう。他の機種と比べ、手が届きやすい価格です。ミドルレンジのXperia10 Ⅲ Liteの半額程度になっています。Xperiaの入門機として選択肢に入るでしょう。
重量も159gと軽く、本体サイズもコンパクトです。似たサイズのスマホとしてiPhoneSE(第2世代)が挙げられますが、本体サイズはほぼ同じ(iPhoneSEは幅67.3mm×高さ138.4mm×厚み7.3mm)ながらも、画面は一回り大きくなっています(iPhoneSEは4.7インチ)。
Xperia Ace Ⅱのデメリット
しかし、Xperia Ace Ⅱもデメリットが2つあります。
・5Gに対応していない
・スペックは必要最低限
特に5G非対応は注意が必要です。他の機種は5Gに対応しているため、混同しないように気を付けましょう。
メモリ4GB・ストレージ64GBと、スペックも必要最低限しかありません。インターネットやSNSの使用が中心であれば十分ですが、3Dゲームなどを楽しみたい場合、Xperia10 Ⅲや他の機種の検討をおすすめします。
まとめ
Xperiaは毎年多くの機種が発売されているため、悩んでしまう方は少なくありません。現に2020年は4機種、2019年は3機種が発売されました。選択肢が多いのは利点でもありますが、もし迷った場合、今回ご紹介した機種の中から選んではいかがでしょうか。