iPhoneをうっかり水の中に落としてしまった場合、慌てる方がほとんどでしょう。しかし、水没させた時こそ慌てず、まずは対処法を試すことが重要です。すぐに対処すれば、本体が故障せずに済む可能性もあります。
この記事では、iPhoneが水没したときの対処法や、修理が必要になる症状について解説します。
iPhoneの防水性能はどれくらい?
これまでにさまざまな機種が発売されているiPhoneですが、iPhone7以降は耐水・防沫性能を備えており、所定条件下でのテストも行われています。iPhone7以降をお使いなら、万が一水没させても、すぐ故障するとは限りません。
例えばiPhone12・13シリーズの場合、IPX68等級の防水性能(水深6mで最長30分耐える)に適合しています。他のシリーズも、1〜4mで最長30分耐える防水性能を備えています。
参考:iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について - Apple サポート (日本)
防水性能の過信は禁物
ただし、防水性能を過信してはいけません。iPhone13が水深6mで30分耐えるとはいっても、所定の条件下での話です。長時間放置すると、端末が故障する危険性が高まります。もし水に落としたときは、すぐに拾い上げましょう。
iPhoneが水没したときの対処法
この章では、iPhoneが水没してしまったときの対処法をご紹介します。iPhoneが水没しても慌てず、以下の手順に沿って対処しましょう。
1.電源をオフに
iPhoneが水没したときは、まず本体の電源をオフにしましょう。電源をオフにする手順は以下のとおりです。
iPhoneX〜13シリーズ
・片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押しする
・スライダーをドラッグし、電源がオフにする
iPhone6〜8・iPhoneSE(第2世代)
・サイドボタンを長押しする
・スライダーをドラッグし、電源をオフにする
電源をオフにしないと本体がショートし、完全に故障する場合があります。大切なデータが消えてしまうリスクもあるため、すぐ電源をオフにしましょう。
2.水分をしっかりと除去する
iPhoneの電源をオフにしたら、本体の水分をしっかり取り除きましょう。拭き残すと水分が内部に入り込む場合があるため、端子やボタン周辺も入念に拭き取ることが重要です。拭き取りにくい細かな部分は、キッチンペーパーやティッシュを使いましょう。
もしカバーやアクセサリーを装着している場合、拭き残しを防ぐために取り外すことをおすすめします。
3.iPhone本体を乾燥させる
iPhoneの水分を拭き取った後は、本体を乾燥させましょう。乾燥させる際は、風通しがよい場所に本体を置くか、
扇風機で風を当てるのがおすすめです。
乾燥を始めたら数時間は電源を入れず、そのままにしておきましょう。内部に水分が残っていると、電源を入れたときにショートする危険があります。
4.SIMカードを取り出し水分を拭き取る
本体の乾燥と並行し、SIMカードも取り出しておきましょう。SIMカードが破損すると、iPhoneの利用に影響が及びます。SIMトレイからカードを取り出し、水分を拭き取ってしっかりと乾燥させましょう。
iPhoneの修理が必要な症状は?
iPhoneが水没しても、問題なく使えるなら安心ですが、もし何らかの不具合・異常が見られる場合は修理が必要です。この章では、iPhoneの修理が必要な主な症状を4つご紹介します。
電源がまったく入らない
iPhoneを乾燥させても電源が入らないときは、修理へ出すことをおすすめします。水没の影響で本体が壊れてしまっている可能性があります。Appleのサポートへ連絡するか、最寄りの修理店で相談してみましょう。
もし電源が入っても、Appleのロゴが表示されたまま再起動を繰り返すこともあります。基本的に対処のしようがないため、すぐに修理を依頼しましょう。
画面の表示に異常が見られる
水没後、画面が明滅を繰り返したり、コントラストがおかしかったりする場合も修理が必要です。症状が進むと、画面が完全に映らなくなるおそれもあります。できるだけ早くデータのバックアップを取り、iPhoneを修理してもらいましょう。
動作が不安定
ゴーストタッチが起こるなど、動作が不安定なときも修理が必要なサインです。アプリの異常終了や、本体の再起動なども起こりえるため、状態が悪化する前に、サポートなどへ相談しましょう。
音が出ない・ノイズが混ざる
スピーカーから音が出ないときや、ノイズが混ざるときも修理が必要です。内部に入った水分が影響し、スピーカーや音関連に不具合・故障が起きている可能性があります。
本体が異常発熱する
使用中に本体が異常な発熱をした場合、速やかにiPhoneを修理へ出しましょう。内部にまで水分が入り込み、基板部品がショートを引き起こしていることがあります。発熱したときは早く電源を切り、修理するまで使用は控えましょう。
まとめ
iPhone7以降は、最長30分の水没に耐えられるよう設計されていますが、過信は禁物です。水没したらすぐ電源を切り、水分を拭き取って乾燥させましょう。使用に影響が及んでいるときは、修理へ出すことをおすすめします。