スマホ代を節約したい、と考えている方も少なくないでしょう。もし月々の料金を抑えたいのであれば、格安SIMを検討してはいかがでしょうか。月額料金を大きく抑えられる可能性があります。
この記事では、格安SIMのメリットやデメリットのほか、選び方のコツについて解説します。格安SIMを検討中の方は必見です。
格安SIMとは
格安SIMは、安価な月額料金が特徴のサービスです。NTTドコモやソフトバンク、auなどのキャリアから回線を借り、仮想移動体通信事業者(MVNO)がサービスを提供しています。
MVNOは自社で通信設備などを保有していません。あくまで携帯電話サービスを提供するのみであり、基地局などの設備はキャリアのものを使用しています。通信設備の設置や保守点検にかかるコストが不要で、その分格安料金でのサービスを実現しています。
なお、MVNOは大手プロバイダーから電力会社の子会社まで無数に存在します。中には光回線とセットで割引になるなど、割引・特典が受けられるMVNOもあります。格安SIMを選ぶ際は、割引・特典を確認してみるのもよいでしょう。
格安SIMのメリット
格安SIMは、キャリアにはない多くのメリットがあります。この章では、格安SIMのメリットについて解説します。
月額料金が安い
特に大きなメリットは、月額料金が安い点でしょう。MMD研究所の調査によると、大手キャリア3社を利用しているユーザーの月額料金は平均8,471円でした(2021年11月時点)。
参考:2021年12月通信サービスの料金と容量に関する実態調査
対する格安SIMは、上記の調査で平均3,841円となっています。大手キャリアの半分以下ですが、実際は1,000円前後からサービスを提供しているMVNOが少なくありません。スマホの使用頻度次第ですが、格安SIMを契約すれば、月額料金を数分の1に抑えられる可能性があります。
シンプルな料金体系
シンプルな料金体系も格安SIMのメリットです。格安SIMのプランは、データ通信専用・SMS付き・音声通話の3種類が主流で、それぞれデータ通信量別にプランが分かれています。
複雑に感じるかもしれませんが、基本はSIMカードの種類を決め、必要なデータ通信量を選ぶのみです。キャリアとは違い、オプションは最小限しかありません。通話とインターネットさえ利用できればよい、と考えている方にとっては、シンプルさが大きなメリットになるでしょう。
最低契約期間などの制限が少ない
キャリアとは違い、最低契約期間などの制約が少ない点も強みです。例えばmineoの場合、最低利用期間は設けておらず、いつ解約しても違約金は発生しません。ほかにも最低契約期間なしのMVNOは多数存在します。
参考:mineoユーザーサポート|よくあるご質問|サービス検討中のお客さま 基本サービスに関するよくあるご質問|最低利用期間はありますか?
ただし、最低契約期間を定めている格安SIMも中にはあります。契約する際はしっかり確認しておきましょう。
同一の端末を使い続けられる
格安SIMは、主にSIMフリー端末での利用が基本となるため、他社へ乗り換えても同一機種を使い続けられます。仮にOCNモバイルONEからIIJmioへ乗り換えたとしても、SIMカードを入れ替えるのみで済みます。端末が対応しているなら買い換える必要はありません。
格安SIMのデメリット
月額料金の安さなど、さまざまなメリットを持つ格安SIMですが、デメリットもあります。この章では、格安SIMのデメリットについて解説します。
通話料金が高い
まず注意しておきたいのは通話料金です。格安SIMは通話料が高く、長時間通話すると料金が高額になる恐れがあります。しかし、MVNOによっては通話オプションを提供していたり、専用アプリの利用で割安になったりします。通話する機会が多い方は、こうしたサービスも活用しましょう。
キャリアメールが利用不可
格安SIMはキャリアの回線を借りていますが、キャリアメールは利用できません。あくまでキャリアの回線のみ利用が可能で、メールは別途フリーメールアドレスを取得するか、MVNOのメールサービスを利用する必要があります。キャリアメールを利用している方は、格安SIMへ切り替える前にメールアドレスの取得や、変更手続きをしておきましょう。
サポートの質は会社次第
格安SIMのサポートの質はMVNO次第です。キャリアは各地で店舗を運営しており、店頭で手厚いサポートを受けられます。一方のMVNOは、店舗を持っていない場合が多く、サポートはメールや電話が基本です。対面サポートをしているMVNOは限られるため、トラブル発生時には注意が必要です。
ただし、遠隔で対応したり、スピーディに対応したりと、サポート面に注力しているMVNOもあります。
格安SIMの選び方を紹介
格安SIMは、どのように選べばよいのでしょうか?この章では、格安SIMの選び方を解説します。現在検討中の方は参考にして頂けたらと思います。
SIMの種類
まずはSIMの種類を決めましょう。格安SIMは、データ通信専用・SMS機能付き・音声通話付きの3つに分けられます。インターネットのみの利用ならデータ通信専用かSMS機能付きを、通話を利用する方やMNP転出の方は、音声通話付きのSIMを選びましょう。
提供している回線キャリア
回線キャリアの選択も重要です。MVNOによっては大手3キャリアの回線を提供していますが、特定キャリアには対応していない場合もあります。端末次第で対応キャリアも変わりますので、慎重に確認しましょう。
データ通信量と月額料金
SIMの種類と回線キャリアを選んだら、必要なデータ通信量を決め、月額料金をチェックしましょう。同じデータ通信量でも、MVNOによって料金は異なります。特に1円でも節約したい方は、複数のMVNOを比較して選びましょう。
まとめ
格安SIMは月額料金が安く、現在のスマホ代を半分以下にできる可能性もあります。通話料金やサポートには注意が必要ですが、手頃な料金やシンプルな料金プランは魅力的でしょう。スマホ代でお悩みの方は、格安SIMを検討してはいかがでしょうか。